|
|
|
手首の切り傷
|
作詞 魔術師 |
|
この小さな切り傷
アタシが生きている証
欲しかったのは傷じゃない
ただ 痛みが欲しかっただけよ
だって辛いじゃない
誰にも相手にしてもらえないの
アタシが知ってるのは
ただアタシを傷付ける
周りの全てのモノだけで
傷口から流れるのは
線のように細い 紅い水
そんなの ただの水よ
痛みも何も無い
だから痛みが欲しかったのよ
手首に広がる無数の傷
それはアタシの証なの
手の甲に見える細い傷
それはアナタの証なの
アナタは覚えて無いでしょうね
アナタがつけた小さな傷
いいのよ 知らない方が
だってアタシが悪いんだもの
ただ生きてることを確かめる為
アタシは紅い跡を追う
腕を伝う細い跡
アタシは何も感じない
|
|
|