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WAR
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作詞 兎々 |
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どこかの国で 小さな子供が
キラキラ光る破片を 見つけました
とてもきれいなその破片は 少し汚れていました
昨日の雨の前は もっと汚れていました
その破片はいつまでも 大事にされて
彼は大人になった時 初めて気付きました
それは彼のお父さんを奪った 破片だったのです
人間はなぜ争うんだろう こんなにもキレイなものを
人殺しの道具にするのだろう ねぇお父さん
あなたが生きていたなら 教えてくれましたか
今私は 平和な日に
キラキラと輝いて 生きています
ずっと昔ここでも 戦いがあったなんて思えません
でも今でもどこかで 戦争は終わりません
その記憶はいつまでも 人々の心に
残っていなくてはならない 大事な事なのです
起こってしまった 過去形では遅いのです
人間はなんて愚かなんだろう 本当は皆気付いてるのに
見て見ぬ振りをするのだろう ねぇ悲しみは
いつまでも消えることなく 続いているのに
今もどこかで 戦う人がいます
キラキラ輝く人たちが 力尽きてゆきます
私たちの笑顔の裏で 一度も笑う事なく
消えゆく命があります 訳も分からぬまま
誰の記憶にも残らず 誰にも知られず
ただひっそりと静かに 去っていきます
あの時はすまなかった それはあまりに軽すぎるのです
私に出来る事なんて無いけど これから先の時代は
私たちの作る時代だから ねぇみんなで
力を合わせれば 出来ない事なんて無い
出来ない事なんて何も無いよ
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