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花火
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作詞 ゆりね |
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花火のように 一瞬の恋は
始まりもせぬうちに終わり
戸惑う心だけ 今に残した
切ない残像が いまだ消えない
夜明けを待って 二人歩いた
まだ冷たい海に 片足つけながら
言葉交わすことも 見つめあうこともせず
ただ手を少しだけ 握って歩いた
桜色ほほ それの意味を知るのは容易くて
だけど素直に 言えるほど子どもでなかった
半端な気持ちに 涙がでるよ
君の記憶を 消してしまいたい
優しい思い出ばかりだけ
覚えているから それが哀しい
夜空の花は とても大きい
君の姿までを 飲み込んでしまいそう
近いのになぜ遠い? どうして届かない?
そんな不安さえも 口には出せず
虹色花火 終わったあとの切なさは
今も昔も どこの空でも変わらない
下駄を鳴らした 夏が終わるよ
花火のような 一瞬の恋は
始まりもせぬうちに終わり
君という存在 私に残した
たったひと夏 たったひと夏
君は現れそして去った
君という存在 私に残して
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