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Bloody Dearest
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作詞 瑠璃宮碧子 |
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血の海に溺れる夢を見た やけにリアルな夢だった
何度も何度も見るもんだから 流石にオレも怖くなる
「アイツらが引きずり込むんだろう」
心当たり大有り 本気(マジ)で泣きそう
だからアンタのの手を掴む 放さぬようにしっかりと
そしたらオレが溺れても アンタが引き上げてくれんだろ?
言ったらアンタは苦笑した
「俺は引き上げられない 手が血で滑る」
ああそうだ アンタの手は血塗れ
開放してくれ オレを籠から
飛び立たせてくれ オレを過去から
もう振り切ってもイイ頃だろう
オレも アンタも あの地獄絵図から
御前を失う夢を見た とても現実的(リアル)な夢だった
幾度も幾度も見るものだから 流石の俺も怖くなる
「きっと奴等が殺すのだろう」
心当たり有り過ぎ 溜息も出ない
だから御前を抱き締める 放さぬ様にしっかりと
そしたら御前は絶対に 俺の前から消えやしない
言ったら御前は苦笑した
「オレをキツク抱いても 血で滑り落ちちまう」
ああそうだ 俺も御前も血塗れ
開放してくれ 御前の籠から
飛び立たせてくれ 御前の過去から
もう解き放っても良い頃だろう
俺も 御前も あの瞬間(とき)の悪夢から
血塗れの躯抱き合って キスをして 愛を囁く
傷の舐め合い?分かりきったこと言ってんじゃねえ
それでも構わねぇんだよ 只感じていたいだけなんだ
後少しだけ もう少しだけ
アンタの温もりを 御前の鼓動を
後もう少しだけ…
開放してくれ お願いだから
飛び立たせてくれ 愛してるなら
もう捨てちまったって構わないだろう
オレも 御前も 永遠(とわ)の愛は柄じゃねえ
俺も アンタも そんな風にはなれやしねえ
永遠の愛は 俺らには柄じゃねえ…
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