|
|
|
落花流水
|
作詞 早坂 苗 |
|
無造作に伸びた蔓が
身体に 心に 絡み付いて
私は今も此処から抜け出せずにいる
空は果てしないなど誰が決めたの?
私は有ると思う
あの青を遮る場所
今にも崩れてしまいそうな手作りのお城
次に風が吹いたなら
きっと壊れてしまうわ
だから最後のお願い
貴方と過ごしたこの誇り高き地で
私を抱いて下さい
もうそれでいい それだけでい
どんなに愛し合った後でも
苦しみを分け合う事は出来なくて
押し付けあうエゴでさえ恋と呼んだ
それでも誓いを信じて祈るの
人は残酷で卑しい
儚くて優しい…愛しい
闇で覆われたこの醜い世界に
どうしてあんなに美しい
光を与えてくれたの?
貴方が居なければ
私は肌の色さえ感じれないというのに
もう何も届かない
樹々の唄も 風の音(ね)も
空は果てしないなど誰が決めたの?
私は有ると思いたい
この想いがどこにも飛んで行かぬように
闇で覆われたこの醜い世界に
どうしてあんなに美しい
光を与えてくれたの?
貴方が居なければ
私は肌の色さえ感じれないというのに
もう何も届かない
溢れる涙も 哀しい夢も
貴方の声も…
|
|
|