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ナミダひとつぶ
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作詞 seed |
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私が深い傷と思っていたモノより
あなたの涙の一粒のほうが
重いモノだと今 分かったの
思い出そうとするけれど
思い浮かんでくるのはあなたの同じ笑顔だけ
誰よりも近くにいたいと願っていた時に気づかず
距離が近づくほどに知らないあなたが見えて
なんだか急に不安が押し寄せてきたよ
私は何も「あなた」を知らない
言葉よりも景色よりも記憶さえも
余裕がない自分に精一杯だった
あなたは変わってしまった?
それとも私が変わっていないだけかな
いつも線が引かれて濃くなるばかり
だけどそれは自然に作られたモノじゃなくて
私が作った何かを測り守るための盾であって
繰り返すたびにクセとなり・・・
全てをちゃんと見れなくなっていたよ
あなたが流した涙のわけも聞けずに
ただ立ち尽くして呆然としていた
あまりにも突然で心臓が
止まってしまったかのように・・・
私の傷は何もないのと同じ
転んでしまっただけとあなたは
教えてくれたのかもしれない
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