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傍
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作詞 龍牙 |
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独りきりで泣いてたあの日
君と出会ったあの冬あの日
孤独が怖くて寂しくて独り泣いていた
君はゅっくり僕の隣に座って微笑んだ
涙を止めようとする僕に君はこう言った
「泣いていいよ ずっと傍にいてあげる」
言葉が妙に優しくて 暖かくて
初めての暖かさに声をあげないように泣いて
初めての暖かさに触れた
「独りが怖いなら傍にいてあげる」
「寂しいときは傍にいる」
孤独が怖いときも寂しいときも泣きたいときも
いつも君は傍にいた
微笑みながら傍にいた
涙もひいた頃
顔を上げると独りきり
もう怖くなんて寂しくなんてないけれど。
誰も傍にいないことが一番の寂しさだと気付いた
次の日君に会いたくて
も一度君に会いたくて
あの場所へ行ったけれどそこには僕が独りきり
また無償に寂しくなってまた涙を流すよ
また無償に怖くなった君がいないことに
顔を上げて周りを見渡す
横にあるのは冷たい石
冷たいながらも暖かい
違うよいつでも君は傍にいた
ほら今だって。
「寂しいときは傍にいる」
ずっと傍にいてくれたんだね
一度だって離れたりしなかった
寂しいときは傍にいる
怖いときは傍にいる
独りが寂しい怖いときは傍にいるよ
泣いていいよ
笑ってあげる
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