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風
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作詞 夢路花 |
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ずっと軽かった足も重くなっちゃって
ずっと笑ってた目も暗くなっちゃって
どうしようもない暗い光に追い込まれちゃって
私はどうやって生きればいいんだろうと
自分に問いかけたりして
誰にも受け止めてもらえなくて
誰にも解ってもらえなくて
握り締めてた拳も力が抜けちゃって
その場に倒れこんで
空はこんなに遠いんだって
今やっと気づいた
例えば何もかも嫌になって
世界がなくなっちゃえって思ったとしても
本当に幻になっちゃったら
あなたは涙を流すでしょう
例えば今までもらってきた愛とやらを
すべて失ったとしたら
あなたの涙は枯れるでしょう
そして涙をぬぐってくれる光を
必死に追い求めるでしょう
ねぇ 僕の背中をおしてくれないか
軽い心をわけてくれないか
ねぇ その冷たさで涙を消してくれないか
あの日見た雲と一緒に流してくれないか
久しぶりにできた話し相手は
僕に涙を教えてくれた風なんだと
あなたは笑って言ってみて
そしたら私はうなずいて
背中でも何でもおしてあげる
涙でも何でも消してあげると
返事のかわりに足元のたんぽぽを揺らすでしょう
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