|
|
|
時間(とき)の流れ
|
作詞 徒桜 光 |
|
移りゆく時代の中で 幼いままの
記憶は儚く消える
星々の輝きは 今宵も切なく揺らめいて
私の瞳に映る
雲の切れ間から覗く月は いつの間にか満ちていて
時間(とき)の早さを思い知る
夜桜の横を通った風は 新しい季節連れて
私の側を流れていった
悲しみの時間(とき)は 朝日に溶けていって
涙は虹を架けた
鳥達が喜びの さえずりを始める頃には
私の愁いもあせて
追憶の雫が今 流れる時間(とき)の中に沈んで
"今日"がもう"昨日"になる
瞬間だけが"今"で 二度と戻れない流れの中を
私は振り向かずに歩く
悲しみという名の雲から 虚ろな雨が降っても
優しさの傘の下で
少し待てばその雨も やがて止んで晴れ渡るだろう
時間(とき)は永遠(とわ)を流れているから
|
|
|