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君の花
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作詞 ゆず |
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さくらの花が少しずつ散ってきたから
さくら並木の中の君を思い出したり
ひまわりの花が元気よく育ち始めると
横で背比べしてた君を思い出したり
花を見つけるたび君は
笑顔ではしゃいでたよね
最後にプレゼントした花束
もう枯れているんだろうな
あの花畑に行ったら もう一度戻ってきてくれるかな?
そんな儚い想いも風に飛ばされる
あの日
君は僕の中に種を残して行った
僕は摘み取ることなんてできないまま
花が咲くのを待っているんだ
君の好きな花を買ったら また笑ってくれるのかな?
そんな想いは無駄だとわかってても
あの日
君は僕に甘い香りを残して行った
僕は流してしまうことができないまま
君の香りに包まれていたい
今は
君の優しい香りにつられていく人も
その香りをひとりじめにする人もいる
だけどそれはもう僕じゃない
あの日
君が僕の中に植えていった種は
きっともうすぐ花を開くから
見にきてくれませんか?
摘んでくれませんか?
もう一度ふたりで笑いませんか?
想い届かぬまま花は散っていく
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