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道化師
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作詞 ヤムチャ |
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道化師
本格的に降りだした雨に濡れる
君の姿を放っておけなくて
自分を守る傘を持っていた僕は
同じ世界に入れようとしたんだ
そのくもった表情を明るくしたいと
思いながら相手の気持ちも考えず
雨に濡れたいときもあるはずなのに
自分の濡れたくないという思いをぶつけてた
傘を拒んでしまう君の辛さに
自分を近づけようと傘を捨て濡れようともしないまま
晴れそうにない暗い瞳で君は軽く
苦笑いして雨にとびこんだ
とり残された僕はすぐ動けなくて
気づくと距離が離れてしまってた
救いたいと思ってのばしたこの手の
向かう先が自分にあったとわかるほど
雨に濡れない僕はよく見られようと
自分の情けない姿を傘で隠してた
君を追いかけようと必死になって
自分のことにも気づかないぐらい傘を捨てて走るまで
何もかも放りだして君に追いついたとき
ずぶ濡れでひどい顔の僕がいた
そんな姿を君は心配そうに
見つめるから僕はすぐに笑顔を見せたんだ
そしたら君も僕に笑ってくれた
不思議と空が明るくなっていくような気がした
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