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花ト唄
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作詞 コトノハ |
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君が誰より幸せそうに笑うから
何も訊けなくて訊かなかった
何も君の事知らなかった
大きな空の下の小さな空間で
消えそうな小さな僕の声を
君が耳を澄ましてくれた
足らない言葉に伝わらない優しさは何も生まない
それでも僕らは、手を伸ばして届く距離で
決して届くことのない手
この時間だけを共有する
僕が誰より小さな声で歌うから
何も伝えられないままだった
何も言えないままだった
広い世界の中の狭い空間で
幸せそうにする君の顔を
僕は見ていたかった
足らない勇気に伝えられない弱さがあった
それでも僕らは、手を伸ばして届く距離で
決して届くことのない手
その時間だけを大切した
それで幸せなのかと問われたら
僕はどう答えただろう
いっそのこと誰かが手を差し伸べて
この平行線の思いを崩してくれたなら
たくさんの言葉と優しさを伝えるかわりに
この花と唄を君に・・
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