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トリック
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| 作詞 氷狐 |
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「指輪消すのも バラを出すのも
スカーフの色を変えるのも
楽なものです マジシャンならば
今からお見せ致しましょう」
「迫るピンチに潰えるのを恐れ
私たちが作り出す嘘も
色を変えてやがて消えてく･･･そして時には」
『空気凍らせたり』
起死回生を願う人々に今日も握られる両刃の剣。
使いたくない、使われたくない、どちらにしても苦しみたくない。
「ここにあります この赤い糸
たとえこうして 切れたって
ちょっと時間が 経ってしまえば
この通りまたつながるのです」
「本気で恋をしている人には
切れてしまった赤い糸でも
つながって見えてしまうもの いつかはそれが･･･」
『切れると知ってても』
自分騙して神経狂わせ、美しい夢見せるくらいは
楽なものでしょう？人間ならば。どちらにしても楽しんでいたい。
「トランプ一組の 中に渦巻く
愛と金と信頼と剣
私の手にある 4枚のエースを
組に混ぜると不思議なことが･･･」
「厳しい世界だなんて事ぐらい
時々嘘つかれる事ぐらい
完全に思うようには行かない事ぐらい･･･」
『私達にはきっと分かりきっていたはず』
無理をしてでも作った笑顔と、やはり無理して作った涙。
笑い合いたい、独りで泣きたい、どちらにしても苦しみたくない。
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