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空色の切符
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作詞 風の旅人 |
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ねぇ 覚えてる?
あの日 この場所で交わした 約束を
僕は 何時だって
此処で この場所で
君を想ってる
あれから どれくらいの時間が過ぎただろう?
君の時間は進むけど 僕の時間は止まってて
僕独りが佇んでいる
最後の瞬間まで
君を愛していると言い続けてた僕を
君は冷笑うかな?
僕はあの日 空へと消えた
君の幻に包まれながら
最後に吐き出した 虚言と共に
まるで吸い込まれるように
溶けるように・・・・
あの日この場所で 君は本を読んでいて
僕は君の横で 空を見上げて寝転んでいた
そして いつしか眠りの淵へ・・・
突然に君が悲鳴を上げて 僕を見て 泣きじゃくって
「貴方が消えてしまう夢を見た」と それはそれは 辛そうに・・
涙の奥で揺れる 君の哀しみが とてもとても 苦しくて
だから 僕は約束したんだ
君の涙は 僕に辛すぎたから
君のくれた全てのものが 僕の力となって
君のくれた口づけが 僕の勇気になった
もう君が辛くならないようにと
そう願って
君が笑顔でいられるようにと
そう思って
そう あの日僕は
片道の切符しか 持っていなかったんだ
空色の片道切符
僕を嘘吐きだと 罵るかい?
許せないと 呪うかい?
それでもどうか 忘れないで
君は独りになんてなりはしない
此処でずっと 僕が君を想っているのだから
だからどうか信じて
僕は君を忘れない
だって 僕は 君と約束したのだから
君に その時が来るまで
空色の切符が届くまで
僕は君を守るから
此処で君を 待ってるから
そして 君が此処へ来たなら
僕をたくさん 怒ってください
君の苦しみ全てを 僕に下さい
空っぽになるまで
君に 空色の切符が 届かないようにと
僕は切に願うけど
早く 君に会いたいと 願ってしまう
僕がいるのが苦しいよ
空色の切符は 時に紅く 時に涙色
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