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どこにもいけない弱さ
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作詞 マサシ |
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君の手が触れたのはただの偶然で
このまま時がたてば何でもないいつもの二人になれたのに
記憶の中たどれば切ないこの胸の痛みが
当分忘れられそうもないくらいに強くきしみだす
届かない恋なんて捨てて
さぁ僕がいるよって飛び込んでしまえば楽だったのに
胸の痛みの強さだけ君への想いの大きさに気付いた
疲れたらおいでなんてまったくの嘘で
君がいたからすべてが輝いて見えたのに
君がいなくなって悲しみの渦に埋もれて
今日も君はここにはいない
明日になれば迎えに来てくれるって勝手に思い込んだりして
後退りして君の写真飾られた部屋の壁を見る
写真の中の君ともう笑いあっても空しいだけ
どうして一人なんだろうって思って
わりとそばに新しいぬくもりだってあるのに
君じゃないとやっぱり駄目で
一人じゃ耐えられないくせに耐えきればいつか迎えに来てくれるってわけもなく思って
一人は嫌なのに
君が好きなのに
もう誰でもいいやって投げやりで
もうどうでもいいやって風まかせで
だけど部屋見回して君の思い出が右にも左にも前にも後ろにも
ベットに入ってもう寝ようって見上げれば天井にさえ
君と笑いあったうさぎの形のしみがあって
あぁもうここにはいられないなって
だけどいつか迎えに来てくれるってわけもなく思って
明日もまた同じ日々で
いいかげんもう終わりにしようって思いはするんだけど
ただなんとなく君のこと考えてたらやっぱりなんとなく時間だけがすぎて
これじゃいけないってことわかってはいるんだ
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