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死
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作詞 零 |
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いつも約束してたよね。ずっと一緒だって。
でも・・・わかってたよ。
どんなに強く想ってても、私達は別々の人間で、
別々に生きて・・・死んでいく。
だから・・・・・・いいよ。
殺して・・・
殺して・・・
殺して・・・
殺して・・・
殺して・・・
殺して・・・
ずっと、ずっと一緒にいたかった。
ねえ、あの日私が崖から落ちたのは、わざとだって気づいてたんでしょう?
あの時、君が離れていくのが怖かった・・・。
君が私を置いて遠くに行ってしまう・・・。
引き裂かれるような痛みの中で、私はただ嬉しかった。
これでもう君は、私のものだって。
私はずっと君の側にいられる。
いつも心配してくれる。
いつも私だけを見てくれる。
いつも何でも言う事を聞いてくれる。
いつも心配してくれたよね?
いつも私を・・・・・
この足が痛むたびに、私は嬉しかったんだよ。
もう置いていかないよね?
ずっと一緒だよね?
一緒に・・・いこう。
ずっと、ずっと待っていた・・・・・・暗い場所で。
約束したよね?いつも一緒だって。
最期の時も、一緒にいようって。
でも、私は・・・・・
どうして来なかったの?
どうして一人で逃げたの?
「一緒に逃げよう」って言った時は嬉しかった。
でも、あなたに殺されるのなら、それでもよかったのに。
あなたは来なかった。
私はあの人に殺された。
そして、事件は起きてしまった。
喉に手がかかるとき・・・・
子供の頃から、あなたに殺される事を願っていた。
どうして殺してくれなかったの?
どうして殺してくれなかったの?
私は、いつもそう願っていたのに・・・
やっと来てくれたね。
やっと来てくれたね。
早く・・・・殺して。
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