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勇者サムエル
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作詞 たにさん |
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とある人魚村の話のことで・・・
村長が言った「この村に勇者が来たぞ〜〜、これでこの街の
モンスターに悩ませることはなくなったぞ」
そうその街に来た勇者の名はサムエル。
村長は勇者に頼んだ
「モンスターを倒してくれ」
そのときはもう村長はいませんでした
するといないはずの村長、勇者の背後にまわると
光を放ち、勇者の心臓を静かににぎりつぶしました
すると勇者の呪いが村長のへそピアスへと
うつり、村長はそのときはもうすでにいませんでした
いないと思えば不思議なものです
村長は自ら魔物退治にむかいました
魔物は急にあらわれました
村長は言いました「お前が魔物か?」
魔物は答えた「なんだ貴様は、人間か?
久しぶりにいいものが食える。」
村長はさらに言った
「俺はへそピアスに呪いをかけられた
この呪いを解くにはお前殺さねばならないらしい」
そういうと村長はもうそこにいませんでした
いないはずの村長は魔物の背後にまわり
魔物にパンチをくらわすと
もうそこには村長はいなくて
手紙がおいてありました
DEAR魔物さんへ
わたしは村長です
子供も大きくなりました
妻も今年で52歳になるとのことです
この手紙を読むころには私はニューヨークに
いると思います
あなたの安全を心から祈っています
あなたにもらった最後の言葉一生わすれません
村長より
魔物は泣きました
その瞬間村長によって殺されました
魔物を殺したと同時に
へそピアスが光だし、村長の呪いが解かれるまさに
そのとき
村長はもうすでにそこにはいませんでした
村長は人魚でした
人魚にはやらなくてはいけないことがありました
でもそれは村長だからって
そこは割り切っていました
勇者サムエルは小さな村に小さな思い出を残していきました
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