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雨
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作詞 金糸雀 |
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あの日から僕等はどうなってしまったの?
少なくとも僕はキミを思い続けている
哀しげに視線をそらす君
雨は降る 僕等の間に
僕を見てよ 僕に触れてよ 僕だけを
雨は降り続ける 一生止まないように
雨は止まない 全てを洗い流して
空には残酷な華が咲く
僕の過去を嘲笑うかのように
自分を偽らないで 僕に嘘はつかないで
君を信じているんだ 僕の元へ舞い戻ってくると
“逃げた鳥はもう戻らない”そう言ったのは誰だったか
諦めようよ 鳥は自由になった 鳥籠は泪で溢れた
何も見えない 君だけなんだ 見えるのは
誰かこの唄を止めておくれ 想いが止まらないよ
君への気持ちが 止めどなく溢れてくる
誰かこの唄を消しておくれ 誰にも聴かれないように
君だけの唄なんだ 君だけの
空には残酷な花が咲く
僕の手は汚れている
君への想いは残酷に変わっていく
時が 雨が 華が 風が
僕等を変えて行くんだ
せめて 君の 残り香を
僕の 胸に 残しておくれ
雨は止まない 涙も止まらない
ほら見てごらん この紅い華
残酷な 紅い花
雨は止んだ 君は歩き出す
僕は留まることしかできない
君を追いかけるハネが欲しい
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