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あのころ
作詞 神崎紫苑
誰もいない教室
あの頃はあんなに騒がしかったのに
今となっては
教卓に立つ先生もいなければ
授業を受ける生徒もいない
いつも窓の外から楽しそうに笑っていた
鳥たちの姿もない
楽しそうに見えた教室も
どこか寂しそうに見えた

この教室は
何人の人と出会い
何人の人と別れたのだろう
楽しい思いでも
悲しい思いでも
人の数だけ知っている
僕もその思い出のひとつ

風が窓を揺らす
まるで僕を呼ぶかのように
呼んでいたのかもしれない
窓を開けると
冷たい風が僕の頬をなで
揺れる木の枝が
葉っぱと一緒に歌を歌う
おかえり
僕のことも覚えていてくれた
声が聞こえたわけじゃないけど
僕にはそう思えた
だから僕も忘れない
ここに
この教室があったことを

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歌詞タイトル あのころ
公開日 2004/04/30
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カテゴリ
コメント どこか、懐かしさを感じていただければと思います
神崎紫苑さんの情報
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