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夢のほとり
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作詞 Strange-Rain(亮 + 咲良〔元St−heaven〕) |
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風はあなたに強く吹き
揺らいだ炎に術は無く
ただ消えゆく熱を抱きながら
視界はもう果てを映して
遠からぬことを知らせた
ずっと前から隠していた言葉が
不意にあなたから溢れ出て
あなたが知らないはずの言葉 あなたから
――愛してるよ
果たされない言葉 でも約束はしましょう?
“始まり”は今じゃなく
夢のほとりでゆりかごが揺れ始めた頃から
時刻(トキ)はいつしか過ぎてゆき
凍ったあなたにキスをした
ただ狂おしいほどに切なくて
世界は未だ 来るに遅くて
ずっと前から蓋していた気持ちは
今はあなたへ永遠となり
二人は岸の向こうで求め “笑い逢う”
――愛してるよ
“笑いながら再び出逢い 『これから』を決めましょう”
“始まり”で巡り逢えたら
夢のほとりで泣いていた あの日々を懐かしむ
広く広く とても大きな向こうの世界で
いつの日か二人は 再び出逢う 微笑みとともに
この場所で交わした約束 待ち合わせは夢のほとりで
だから何故 二人は泣いているのか
二人には分からない
いつまでも分からない
違う形の「未来」はもう近くて すぐそこで
たとえばそれはこの駅を終点ではなく
二人の出発点と見る形
“始まり”は今じゃなく
夢のほとりでゆりかごが揺れ始めた頃から
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