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『アメノオト』
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作詞 ASUKA☆ |
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「バイバイ・・・」
君が言った最期の言葉
どんな気持ちで言ったのか
気づいた頃には雪も雨にかわっていた
そして僕は1人の夜を過ごすことになる
窓の外には一晩中降り続く雨
夜空は僕の心を寂しくした
どうしてだろう・・・
部屋の中にいるのに
不思議なほど袖が濡れていた
ただ苦しくて冷たくて・・・
全てを失ってしまった気がした
君が作ったあの料理も
君の座ったあの椅子も
君がいた・・・この部屋も
今の僕にはただの幻に思えて
君が本当は寂しがりやなのも
本当はとても弱いことも 知っていたのに・・・
僕は君を守ってあげられなかった
この雨の大きな音が
君の苦しみの数だけ聞こえてくる
何もしてあげられなかった僕のこと
許さなくてもいい 嫌いになってもいい
僕は君に幸せになって欲しいんだ
いくら降り続いても、やまない雨はないから・・・
朝になると雨は上がっていた。
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