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TANPOPO
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作詞 Hoku |
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春はおとずれ 野原は黄色
いつも見ている 小さな花に
ふざけたように 話しかける
なぜ 風にゆれて踊るのか?
それだけが 生き甲斐なのか?
ふざけたはずなのに 本音を言った俺
少しくすぐってから その場を去る
なぜだろう 首が勝手に 後ろを向く
顔が本当の 笑顔を作る
5月中旬 野原は真っ白
いつも友達の 小さな花に
いくつもの種が 生まれていく
そして 風と共に旅立っていく
これもまた 生き甲斐なのか?
お前のことをまた 聞いてしまった俺
やがて風が流れ 旅立っていく
なぜだろう 手が気づけば 左右に動く
足が動いて 種を追う
1年たって 黄色が戻る
道路に立つ 小さな花に
心配しながら 話しかける
なぜ 踏まれても起き上がるのか
そうなんだろ 生き甲斐だろ
また5月 白が包む
道路にも 新たな種
いくつもの白が 空を染める
今 お前の生き甲斐を
知ったんだ 分かったんだ
小さな命に今 感動している俺
少し微笑んでから 少し呟く
黄色いライオン 小さなライオン 踊るライオン
そして最後は TANPOPO
道に生きる TANPOPO
生き甲斐持つ TANPOPO
命を持つ TANPOPO
-TANPOPO-
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