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卒業
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作詞 さわよしリョーガ |
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机の上 窓の外 退屈な授業
まじめになるのがバカらしくて夢の中にいた
チャイムが鳴り目が覚めては友達の元へ走る
バカ騒ぎして先生がくれはまた席に着く
夢につく僕 目が覚めてみれは
黒板いっぱいにかかれたチョークの文字
放課後廊下を彷徨い友達の元へ
バカ騒ぎしてる俺たちはいい迷惑者
笑い声と叫び声がかみ合った教室の中で
どうでもいい世間話しで盛り上がった
傷ついた心 みんなで遊びくれたら
少しはまぎれてくれるかな
気を付けして授業を聞くことなんてしたこと無かった
夜のグランド一人立ちつくし星空を見上げた
時には星座を探し 時には月の形を眺め
夜の灯りのした一人立ちつくしていた
信じられぬ人の瞳に喧嘩を売り
誰もが俺を避け始めていた
時には陰口 時にはあざ笑い
まわりの態度にいらだちさえ覚えた俺の心
誰か俺の心を 癒して
友達の愚痴を聞かされてはうなずくだけの俺
自分がどれだけの評判か気になってみた
外見が全てなんだと頑なに信じ疑わなかった
そうでも思わないと やっていけない
この世の中性格なんて誰も見ていない
やがて誰も人を愛して幸せを望む
人を愛していったい何が得られると言うのか
生きるために人を愛するのは大切かもしれない
だけど愛するのと愛されるのはどっちがいいのか
愛することはあっても 愛されることはない
一度でいいから心から愛されてみたい
まともに信号を見て道路をわたった事がなかった
車にはねとばされそうになったことなんて数え切れない
急ブレーキの音 会釈をする俺
何もなかったかのように行き去る車たち
何も考えずに卒業式に参加した俺
女子たちの涙に心を打たれた
一瞬の光 記念撮影
俺の心を縛る思いで
何かと楽しかった 学校
どうして卒業式で涙を流すのか
永遠の別れじゃないのにどうして泣くのか
女の涙はどうしてそんなに美しく見えるのか
僕は君の涙を見て何回目を伏せてしまっただろうか
俺の届かぬ想いどこに向かうべきなのか
これからはどんな壁が俺を邪魔するだろう
あと何度涙を流せば君を忘れられるだろう
本当にこの涙は本物なのだろうか
生きると言う自由に 僕は気づかずに
嘆いた日々も終わる
自分だけの 卒業
新しい自分への ステップ
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