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あなただけには
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作詞 杏樹 |
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また許してしまった
本当は怒ってるのに傷ついてるのに
嫌われたくないからいい子でいたいから
あなたの前では
約束の時間は午後6時
私は今夜空の星達と
時計の示す「9」と「12」の針を見つめながら
あなたを待ち続けている
そんな私は人魚姫
ふりむくことのないあなたは王子様
王子様は人魚姫の想いに気付くことなく
人魚姫は泡となり消えていく
もう許せなかった
だけど怒りたくなかった
傷ついた私を見られたくなかった
あなただけには
でもやっぱり辛いことなんだね
自分を隠すなんてできっこない
キレイなままの私でいるにはどうしたらいいの?
このまま泡となって消えてしまえたら
いい子のままで終われるの?
もうどうでもいいや
これ以上怒れないし傷つけない
今の私に心なんてないから
私は本当の答えもわからぬまま永遠の眠りについた
あなたと結ばれることを夢見て
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