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サクラ吹雪
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作詞 羅蓁 |
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窓の外に映る景色は 今も変わらぬまま
あの桜並木は 暖かい日差しの中
咲き乱れる時期(とき)を待っている
枯葉舞う 寒い日に
僕はあのサクラの木の下で 君への気持ちに戸惑った
好きになっても気づかぬふりをして
自分の気持ちに背をむけて 君から逃げ出そうとしていた
そんな時 大きなサクラの木はどこか悲しげに僕を見下ろしていた
君と歩く桜並木道
僕と君の間を優しくすり抜けていく 心地良い風の感触
君と見たサクラ吹雪
差し伸べた手のひらに ふわりと舞い降りた
一枚のサクラの花びらを 君は嬉しそうに見つめて
僕に微笑んでくれたから
思わず一言「好き」と呟いた
窓に映る今の僕は 昔と変わらぬまま?
あの桜並木を もう一度君と歩きたい
それはただ儚い夢で もう叶うことはない
サクラ咲く その時に
僕たちはあのサクラの木の下で 「永遠」を信じた
心の片隅にある不安には触れようとせず
君を失う怖さに目を瞑り ただ君を愛することを誓った
そんな時 大きなサクラの木は太陽の強い光に照らされ輝いていた
君のいない桜並木道
僕と君を引き裂くように舞い散り 僕たちを包み込む
君を奪ったのはサクラ吹雪
振り返る僕の瞳の前に 空から舞い降りる
そのサクラの花びらは 僕の心までをも奪い
全ての色を失った僕は
ただ立ち尽くすだけだった
今でもキレイな桜並木道
もう一度 君と歩きたい
それはただ儚い夢で 君はもういないから
昔 君と歩いた桜並木道
僕と君の間を優しくすり抜けていく 心地良い風の感触を忘れない
君と見たサクラ吹雪
差し伸べた手のひらに ふわりと舞い降りた
一枚のサクラの花びらを 君は嬉しそうに見つめて
僕に微笑んでくれたから
思わず一言「好き」と呟いた
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