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雨の夜
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作詞 星兎 |
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雨が降る夜は
眠れなくて
眠ったなら
もう二度と起きれない気がして
水の中に沈んでしまう気がして
だからいつも
あなたに電話した
あなたの声で
すごく安心できるから
あたしがいる事わかるから
だけどあなたに知られたくなくて
「雨の夜が怖い」なんて言えない
あたしは強い女だって
あなたは思っているのでしょう?
あたし本当はそんなに強くない
雨が怖いし一人が怖い
誰かにいてほしくて
あなたにいてほしくて
いつも声が聞きたくて
「一人じゃないよ」と言ってほしい
天気予報は
雨のマーク
今日の夜
またあなたに電話するかも
あなたはきっと迷惑だよね
だから少し
我慢した
耳をふさいで
遠くの方から電話の音
あなたからの電話だった
おそるおそる電話を取ったら
受話器の向こうあなたの声
「大丈夫?」と
優しい声 胸がつぶれそう
あなた本当は知っていたんだね
雨や一人が怖い事
いつもあなたを
頼っていた事
雨の夜電話するあたしを
「ありがとう」って言ったら
涙がいっぱいこぼれてきて
さらにあなたを
心配させたかな
本当に「ありがとう・・・」
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