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狂気というヒカリ
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作詞 霧生 晄 |
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僕から逃げるための足なんて 折ってしまえばいい
僕を拒むための腕なんて 切り落としてしまえばいい
僕の元から飛び立つための翼なんて むしり取ってしまえばいい
僕以外の人を映す瞳なんて つぶしてしまえばいい
僕以外の人を想う心なんて 壊してしまえばいい
粉々に打ち砕いて 僕だけを見るように
僕だけを 想っているように
人の心なんて 簡単に壊してしまえるんだ
鳥篭に閉じこめて 鎖で繋いで
その瞳が 何も映していなくても
その心が 僕を想っていなくても
ただ 僕の傍にいればいい
他の誰かになんて渡さない
君は 僕だけのものなんだから
ねぇ 君は僕のものなんだよ
僕だけの可愛い可愛い人形
たとえ君が僕を恨んでも
僕を殺したいほど憎んでも
君にはどうにもできないんだから
ただ 黙って僕の言うとおりに動く人形でいれば良いんだよ
そうすれば 僕はいつまでも君を可愛がっていてあげる
その美しい籠の中で 僕が飽きるまでずっと
だから逃げようなんて考えないことだね
そんなことをしたら僕は君を殺してしまうかもしれないから
君は大事な僕の半身 僕なしでは生きられないんだから
だから君は僕のもの そして僕は君のもの
僕たちは二人で一つなんだから
羽根は 片方だけでは飛べないから
僕が君を飛ばせてあげる
君の真っ白な翼と 僕の真っ黒な翼で
僕たちは 一つになるために生まれてきたんだよ
だから 一生僕のものでいて
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