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いらない
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作詞 タツキ |
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お前なんていらねーんだよ
君はそう言ってあたしに背を向け
逆方向に歩き出した
ここで「行かないで」と言ったら
君は振り向いてくれる?
ここまで、口先まで出ている
行かないで ごめんなさい
それでも あんなに怒った君を見たのは
はじめてだったし
もし無視されたらどうしようとか
少ない脳みそ使って考えてて
頭のなかが、ぐっちゃぐちゃになって
言葉も出なくて
とりあえず あたしは遠ざかっていく跡部を追いかけて
逃がさないように制服のそでを きゅっと握り締めた
君はあたしに 本当に嫌そうな顔をしてみせた
それでも あたしは手のちからを緩めようとはしなくて
でも 仕方ないじゃん あんたが好きなんだもん
泣きじゃくって 目の前が霞んで 何も見えなくなって
くやしい どうしてあたしばっかり泣いたり 怒ったり
くやしい 何であたしは跡部がこんなに好きなんだろう
結局 いつもあたしは 君の手を放せないままだ
結局 いつも君は あたしの手を掴んだままだ
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