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セルフィッシュ・シグナル
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| 作詞 東野勇 |
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コインの合図で手を伸ばせ
額をつけて唇咬んで
歯を剥き拳を固めたら
後はもうその眼しか見えない
気に入らない 発端なんてそんなもの
怪力乱神 語らないおまえ
淮南子全て 肯定する俺
なんにつけても合わない
合理主義者とファンタスティカ
共通項は沸点の低さかねぇ？
拳に握ったのはプライド
争うだけでは満たされないと
知っていて向けられたのは
不器用な君の言葉だったのだと
本当は気づいていたんだよ
これは友情なんて綺麗なものじゃなく
憎しみなんて大層なものでもない
強いて言うならただの「固執」
理解できない 燻ぶるっている執着
生まれた意味考えるオマエ
生きる意味考える俺
思想のベクトルさえ違ってる
ペシミストと享楽主義者
重なるのは迷子のレベルかねぇ？
語ったのは目指すもの
俺が現実に負けそうな時にだけ
向けられる強烈なこの視線は
裏切り赦さぬ 必死な君の
励ましだと知ってたさ
だけど俺たちは「トモダチ」じゃないから
「頑張れよ」は「フザケンナ」
「嫌いじゃない」は「顔モ見タクネェ」
コインの合図で手を伸ばせ
目指すものを手に掴むため
おまえが俺に求めているのは
前へと進む自信と暴走
皮肉に微笑って誓ってやるよ
「オマエにだけは絶対負けない」
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