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丸刈り
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作詞 ロビン |
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中学校に入ってどれ位たつだろ
ハブられてるそんな気がする
靴の中に濡れた雑巾が入ってた
たぶんハブられてる
貼られたのはレッテルや
どっかのなんかの100円の値札
張りたかったのは胸や
酷い事ばかり言う人の頬
こんな毎日嫌でしかたないよ
でもしかたのないことだよ
それなら始めから嫌だなんて言わない
こんな毎日意味ないなら
それなら絶対意味無いなんて言わないよ
なんとかしようと頑張ってる
母さんには恥かしくって口が裂けても言えないから
なんとかしてから昔の笑い話として
お酒でも飲みながら話すとしよう
何度も嘘をついてかっこつけてきたけど
それ自体がかっこ悪いことだ
なんて夢にも思わなかった
そんな事考えてる僕の頭に浮ぶのは
昔のしょっぱい思いでで
どうしてもガンダムのプラモデルが欲しかった
だから自販機の釣銭のとこ町中漁ったけど
全然足りないから母さんゴメンよ
サイフからお金抜いたの僕だよ
たぶん人気者は一生人気者で
嫌われ者は一生そんなんだと思うから
開き直ってクラスのマドンナに
ハブられてるにもかかわらず告白しよう
放課後の掃除を毎日やらされてる僕も
毎日サボってる不良もしょうもないことだ
不良は学校にも家にも帰りたくないらしい
僕は家が好きだ 学校も意外と好きだ
帰りたくないなんて発想まったくないよ
この町の中学校は何故か
丸刈りにしなきゃいけないけど
中学生っぽくていいと思うんだ
僕のダメさ加減がもうなんかかっこいいと
輝ける可能性を秘めているんじゃないかと
思い悶々として思うことは磨けば光ると
ダイヤの原石のような丸刈りのいじめられっ子が
日本中に五万といるから捨てたモンじゃないと思う
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