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●○死の翼○●
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作詞 和龍 |
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僕は屋上から飛び降りた
私は冷たい森に埋められた
俺は電車にはねられた
そうして 『僕』 『私』 『俺』 は 死んだ。
僕等は生きていたつもりだったのに・・・なのに・・・
神は僕等を殺した
ただ飛び降りただけなのに
ただ埋められただけなのに
ただはねられただけなのに
そんなことで・・・人間という創りものは壊れてしまう
創りものはいつか壊れるということは知ってたさ
だけどこうも簡単に壊れるなんて知らなかった
心臓という命の源を壊してしまったら・・・
いとも簡単に人間なんて壊れてしまう
なのにどうして・・・神はこんな『玩具』を創ったのだろう
誰にも分からないことなんだ・・・
でもきっと神は楽しんでいるんだろう
この『玩具』が壊れていくところを見ることが・・・
それだからきっと・・・この創りもと達は壊れるんだろう
神なんていない
馬鹿らしく宗教で神を崇めるもの
神に助けを乞うこと
日曜のミサに行くこと
神なんていない
僕等は『死』で それを知ったんだから・・・
『死の翼』
神にはない僕等だけの
『たった一つの祈り』
なのかもしれない・・・・
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