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Escrime
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作詞 咲 |
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血だらけになって 傷だらけで
足引きずってまで 必死にはなれなかった
私はもう燃え尽きた灰 もうここから炎には戻れない
幼かった頃から結局 私は一歩も動けずにいた
もうすでに なかったんだよ 私の生きがいはさ
始りの現在地 生きた果ての最終地点
生きていくうえで そこに何を見つけるのか
人生の価値を結局決めるのは自分なんだよ
でも途中で何度も解らなくなって立ち止まる
自分は正しいのかと振り返る
そのたび人に聞くけれど 未だに答えは纏まらない
涙流して 只管に 縋りついてまで 欲しいとは思わなかった
まるで屍のように 私はただ蹲ってた
幼かったあの頃よりは 少しは強くなった気がするよ
でも根本的なところが 変わってやしなかった
誰かのために 生きていくってどれだけ愚かだろう
何もかも投げ捨てるって いったいどういうこと?
わたしにはそんな勇気も愚かさも無い
弱い私を許してね
そうして泣き崩れていく
傷だらけになってわたしは“痛い”だなんて言えずにいた
くだらない誇りが私を悩ませてた
それだけが私のプライドだった
許されない強情 意地っ張りなわたし
もう夢を見ないよ 見出せないでいる 諦めることにするよ
生きていくうえでそれって必要ないでしょ?
必死であることは偉いって言えるの?
頑張ったからって 結果が満足行くものとは限らないでしょ?
人生の意味ってなに? 私が生きる理由
それだけはいまだに解らないままだよ
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