|
|
|
旅立ち
|
作詞 槿河 |
|
このまま殺してしまおうか
首にかけられた手
暗闇に吸い込まれそうなほど虚ろな瞳
怖がる必要なんてない
過去に戻る必要もない
ただ今を生きるのみ
このまま止めてしまおうか
首にかけられた手
洞穴の瞳から涙が滴る
後悔なんてしなくていい
死なんて恐れなくていい
全部、君の所為じゃない
もしもあの日に戻れたら
僕は君をいかせはしない
無理矢理にでもいかせない
失くしたはずの優しさは
君が落とした運命の鍵
さぁ、どちらの扉を選ぼうか
もしも君が言うならば
僕は命も捨てただろう
後悔ばかりが浮かぶ部屋
このまま死んでしまおうか
首に手でまく
赤い赤い飾り紐
窓の向こうに君はいる
僕もいまから行くからね
君はそこで待っててくれよ
もしもあの日君が
もしもあの日僕が
後悔ばかりが浮かぶ部屋
ここから旅立ったのは
いったい何人の旅人だろう?
あぁ、窓の向こうに君の微笑み
さよなら
ありふれた日常
落ちぶれた僕
窓の向こうに君はいる
僕の隣に君はいる 見つめているのは
さよならした僕の身体・・・
|
|
|