ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票投票 6 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

怪人
作詞 jin
外に出れば 自由があると
そう 信じていた

そうさ外には
光りがあんなに満ちてる
僕の足は勝手に動き出した

監視人の目をくぐり 
夢を見て飛び出した
それがそもそもの
間違いだった


話し掛けようとしたら逃げられ
子供に会えば石を投げられた
流れる血を手で拭って
その手を見た


この手は醜い
あまりに他の人とは違ってた
「お前は醜い」
「決して外に出てはいけない」

言い付けしっかり 守ってれば良かった


一心不乱に走って
一人になれる場所を見つけて
ずっと泣いていたら

女の子が一人近付いてきて
顔を隠して泣いていた僕を
優しく抱いてくれた


その手は綺麗で
あまりに自分とは違ってた
この手は醜い
振り払い逃げ出してた

これ以上一緒にいると きっと嫌われるから


鋭いこの耳が 一瞬凍りついた
あの子の悲鳴が 聞こえた気がして
戻ってみれば 獣があの子に襲いかかってて
気付けば間に入ってた

この血は 温かい
僕もちゃんと生きていたんだ
この手が 動かない
もう顔を隠す事ができない

どうか見ないで 嫌われたくない


もしも もう少しだけでも人間に近い顔つきだったら
もっと愛してもらえたかなぁ?
もっと夢を持てたかなぁ?


薄れ行く意識の中

君の頬を伝うのは...

薄れ行く意識の中

僕の唇に触れたのは...

uh.....ohhhhh!!


それから僕は長い夢を見た
夢の中では隣にあの子がいて
村に帰った僕を迎えたのは
僕を追い出した石つぶてなんかじゃなくて
多くの人間の 温かい拍手だった...

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 怪人
公開日 2003/12/02
ジャンル
カテゴリ
コメント 物語のような詩です。自由を求めて外を出た怪人は何かを手に入れたでしょうか?
jinさんの情報
  • プロフィールは公開されていません













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ