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必要な人。 〜destiny〜
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作詞 舞空 |
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真っ暗闇の寒空の中 見つめ合った
互いの瞳に 愛する人だけを映した
ふと 想いを口にしてみた
「好きだよ・・・」と 言ってみた
彼は 少し微笑んで 言葉もなく抱きしめた
私の心ごと掴む様に 強く強く 抱きしめた・・・
「苦しいよ」と言おうとしたけど そんなのはやめた
だって ずっと掴まえていてほしかったから
彼の腕に 抱かれていたかったから・・・
間もなく腕が解かれ 再び瞳に彼だけが映し出された
そして 私は心から思い知ったの
あぁ この人が側に居なければ 私はきっと泣くだろうな・・・
それに気づいたのか 彼は小声でこう囁いた
「ずっと一緒に居るから・・・」と 囁いた・・・
その言葉を耳にして 冷たい何かが瞳に溢れてきた
あとからあとから溢れてきて こらえようがなかった
彼は再び私を 強く強く抱きしめた
これ以上はないくらいに 私の総てを抱きしめた
そのとき 幸せって言う言葉の意味を
心の芯から 知った気がした・・・
零れ落ちた雫を 彼は拭いながら
私の唇に 優しく 誓いを残してくれた
暖かな想いを その唇から 私だけに 伝えてくれた・・・
そしてまた 瞳から喜びの証が零れ落ちていった
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