|
|
|
モンスター
|
作詞 元知。 |
|
主人公はいつも当然のように 勝手にモンスターを敵と決め付けて
理不尽極まりなくお手玉にした後 剣やら何やらで斬りつけて殺してしまう
確かにいるだろう モンスターの中にも 理不尽に人間を襲い食っている奴らが
でもねもしかしたらそんな奴 だけじゃないかもね 温厚に恋とかしてみたりするかもね
モンスターだって斬られりゃ正当防衛しなきゃ
生きていけない妻子持ちかもしれないのに
モンスターだって襲いたくて襲ってるんじゃない
食べていかなきゃ生きてけないからだろ?
それが俺達と牛とかの関係と何が違うのさ…
「牛は抵抗するか?」いやさせないだろう? ホントは殺されたくはないのに
それだけ抵抗するかしないかだけ それだけの差でモンスターは邪魔者扱いだろ?
たしかにいるだろう モンスターの中にも 妻も子もいらないで殺しばっかしてる奴らが
たぶん恐らくだけどそんな奴 だけじゃないだろう 友情とかに手を出してみたりするかもね
モンスターだって斬られりゃ正当防衛しなきゃ
生きていけない妻子持ちかもしれないのに
モンスターだって襲いたくて襲ってるんじゃない
食べていかなきゃ生きてけないからだろ?
それが俺達と牛とかの関係と何が違うのさ…
今俺の目の前に主人公がいる 俺は主人公にきいてみる
「なんでモンスターを斬り殺すんだ?何故?」 彼は黙ったキラリと剣が光った
俺はまた訊いた 「モンスターの中にもいい奴らだっているんだぜ」って
なんでなんでなんだ?主人公は 俺を睨み付けた 斬りかかられたそうさ俺はモンスターだった
ほら見てみな命乞いもせずに ほら見てみな人と違って立ち向かってカッコよくないかな?
モンスターだって生きてる今歩いてる
年頃だとか恋愛中かもしれないのに
モンスターだって生まれたくて生まれた
わけじゃないかも?人として生まれたかったかも?
モンスターと人風貌以外何が違うのさ…
|
|
|