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カノジョヲソ\ンケイシテル
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| 作詞 ナナ |
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私は彼女を尊敬している
彼女はみんなに嫌われていた
無視まではいかないけれど、あからさまに避けられていた
男子にも
あの、金切り声とでも言うような高すぎる叫び声
幼稚な態度
自分だけ偉いというような態度
先生の前でのぶりっ子
嫌われる要素の塊のような子だったから、誰も同情の目を向けない
けれども、あたしは確かにその子を尊敬してる
私は、やんなっちゃうくらい短気
自分でも自覚してる
後悔するって分かってる
それでも、いつも人に当たってしまう
心の中では、だめだと分かっているのに
私がもし、友達だったなら怒って二度と話したくなくなると思う
そんなわたし
なのに、彼女は怒らなかった
笑っていた
笑いながら、抱きついてきてくれた
わたしが、いつも一緒に行っていた学校に突然一緒にいかなくなったときも
わたしが、影でみんなと悪口を言っていたときも
抱きついてきたのを、無視したときも
笑っていた
私にだけは、いつもお土産をくれたね
なのに、わたしは彼女が帰ったあとに、みんなの前で最悪と言ったんだ
今、彼女はあたしの前の席
みんなの、彼女に対する態度は変わらない
みんな、あたしに可愛そうにって言ってくる
彼女は、一回もあたしを振り返らない
こんな状況でも、私は彼女を尊敬してる
避けられているのに、笑いかける勇気
反応されないのに、抱きついてくる勇気
どれだけの勇気であなたは学校に来てるの？
一番に教室に入ってきてみんなを待つ
それにはどれだけの勇気が必要なの？
ねぇ、昔あたは私に、親友だよって言ったね
親友じゃないよ
あなたの親友にはなれない
私は、あなたほどいい子でも、勇気のある子でもない
私は、ただ周りに流されてるだけなのよ
流れの真ん中にいることは勇気のいること
あなたは、望んでもないのに真ん中にたたされてる
なのに、笑ってるあなた
ねぇ本当に最低なのはだれ？
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