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無題(仮)
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作詞 黒木水樹 |
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それは初夏の訪れ
薫る 昼下がり
陽炎の中
揺れる碧
一人佇み 眺めてた
忙し気な 人の群れ
遠い せせらぎ
霞む記憶
こんなに側にあるのに
渡る事許されぬ道に
どうか 橋を架けてください。
何処までも続く
幼い道
交わる事のない
平行線
私はただ歩いてた
溢れ出ることを忘れた
嘆きの泉 瞳の奥
そそぎ込みながら
はたと気付けば崖の上
引き返せぬ距離・・・
沸き立つ風に
揺らぐ趾(あし)
やがて私は追い込まれ
憎悪に満ちた瞳はいつか
人を殺めるやもしれません。
何処までも続く
変わらぬ道
交わる事のない
平行線
私は歩き続けてた
それは何もない道・・・
掲げた手の その先のみを
道標にして
「死(はじまり)」まで続く
しがない 葛藤(みち)
交わることの無い
平行線
ひたすら歩き続けた
密かな「革命」抱き
独りぽっちの道
真実(こころ)の「交差点」求めて。
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