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12才。
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| 作詞 AS LOVER |
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12才の頃、私には好きな人がいた。
かっこよくって、頭もよくって、運動もできて、
面白くって、そんでもって優しくって
もう少女漫画の王道だった君
12の私の頭は君に支配されていた
恋をまだ知らなかった頃
周りの色づく女のコが不思議で仕方なかった
男のコなんかのどこがいいんだろう、って。
君に出逢ってから、胸が苦しくって自分が変で
母にどうしてなのか教えてもらった
“それは恋をしているからだよ”
笑う君、真面目な君、ヤンチャな君
目が離せなかった
初めて恋を知った瞬間から世界が変わる
私の想いに気づいてほしいような、
ずっとこのままでいたいような…
そんな時、先生から告げられた言葉
6年経った今でも忘れられない…
君が私立中学に合格した、って…。
中学も一緒にいられると思っていたのに…
気がつけばいつの間にか3月で
“中学別れるけど、どこかで会ったら声かけろよ”
君がそう言ってくれたのに
“中学違って清々するよ”って憎まれ口を叩いた
素直になれなくて、好きって言えなくて
おめでとうも言えなくて、応援してあげられなくて
君の背中を見つめながら泣いた12の春
君は私に恋を教えてくれた人
いつまでも変わる事のない初恋の人
もうあの頃の想いはないけれど
卒業アルバムを見ると、一番に探してしまう人
もう戻れない もう戻らないけれど
あの頃の想いは忘れないから
どうかせめて私の事忘れないでいてほしい
もしももう一度君に会えた時は
あの頃君が好きだった事伝えたい
12で臆病だったあの頃の私の代わりに…
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