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サヨナラのない別れ
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作詞 踊るサボテン |
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「もう終わりにしようよ・・・」
貴女は目をそらして囁いた
意地になっていた僕は無理に頷いて
早々と部屋を去り行く貴女に声を掛けれない
秋風に吹かれて今日は一人でこの道を歩いた
もう二度と戻らない宝物を失った
サヨナラは言ってないだから割り切れてない
振り返ればすぐ届きそうな恋だった
「まだ怒ってるの?」
貴女は電話越し無口なまま
無言の時は流れて待つ時間が長くなってる
悲しそうな声で貴女は何かを言ってた
雑音に全てはかき消されて電話は切れた
もう二度と鳴ることもなさそうだ
思い立ったから思い出の場所なんかも探した
振り返ればそこに貴女がいる気がして
戸惑う心 空回りしっぱなし
焦りは募る 動揺は隠せない
雑音の交差点ですれ違っても気がつかなかった
だけど面影だけはまだ残ってる気がして
秋風が伝えてくれた 貴女はもういないと
涙は溢れる だけど堪える
僕はぼくであるために貴女を忘れるように
涙は零れる だけど微笑む
貴女はもういないから・・・
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