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歌えるはずないLove Song
作詞 蒼龍
煙草の煙に お前を重ねながら
慣れた手つきで いつものボタンを押す
こんな俺に バラードなんか歌えないね
枯れた声なのに 透き通った瞳を覚えてる

「覚えてるかい?」離れ離れになって
ふとしたことで傷つけあったけど

あの日 あの場所と同じMelody
ただ一つ違うのは お前が側にいないこと
ふざけ合って 歌ったこの曲も
今では白日の心に染みるよ


グラスに映る あの優しい笑顔
この氷が溶ける前に 飲み干したい
抱きしめながら マイクを片手に取れば
二つに重なる 胸の鼓動が一つになった

「何歌う?」って優しい言葉で
もう一度 俺を時間へと抱いてくれ

振り返れば あの季節のMelody
得意気にしては 二人寄り添ったね
雨に打たれながら 愛を確かめ合った
画面に映る男と女は まるで二人のようで


二人で過ごした日々は 全部覚えてる
春夏秋冬 二人の思い出が蘇る

あの日 あの場所と同じMelody
ただ一つ違うのは お前が側にいないこと
真剣になって 歌ってみるけど
消えた欠片に 思いが滲むよ

歌い終わる その前に
失恋(キャンセル)と書かれたボタンを押すよ
そして 歌えるはずないLove Song 口ずさみながら
あの日 あの場所の涙が蘇る

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 歌えるはずないLove Song
公開日 2007/01/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 失恋ソングです。少し修正しました。
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