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HOT ホット ほっと
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作詞 灰色のライオン |
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吐く息が白くなって消える
かじかむ手も赤くなる頬も
楽しめるくらいの余裕があれば
いつまでも雪ではしゃぐ子供のような
大人になれるのかな
コートを引き締めて背を丸めて歩く
マフラーで口元を覆って手袋をして、
その目が見てるのはいつだって未来を見てる
青い空 ピンクの絨毯 暖かい日差し
でも現実にあるものは全く逆のもの
鉛色の空 白い絨毯 紅く染める風
『冬なんか嫌い』なんてぼやく人もいるけど
『人なんか嫌い』って冬もぼやいてるかも
コタツで蜜柑を食べるような幸せがいい
紅くなった手に息を吹きかける幸せがいい
その寒さに耐えた分だけ大きくなれたらいい
来年の今頃も、こう思えていられれば幸せ
『ふきのとう』って知ってる?
冬の間、何センチも積もった雪の下
凍った地面の中でただじっと雪解けを待ってる
春は必ず来ると一心に信じてるから
どんなに寒くなろうと春になれば芽吹く
太陽を感じるために土も雪も押し退ける
春が誕生の季節なら冬はその準備期間
凍った道で滑るくらいの楽しさで
おもわず雪合戦しちゃう楽しさで
友達でも恋人でもいっしょにいれば幸せ
そんな幸せで冬でも暖まれるから幸せ
そんな幸せで春もきっと幸せ・・・
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