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季節を渡ったコルク
作詞 おそね
扉の軋む音を聞いたのは何時のことか
前髪は鬱陶しい程伸びたのに 睫は全く変わらないよ
君は其れを目印に僕を見つけてくれませんか

埃の被った時計では 僕の命令を背くのか
是程あの時からもう刻むことを止めろと云っているのに

不自然に袖無しのシャツを来た子供達は
何時からかもう走り去ってしまった

気づかない間に季節は変わって行くのに
僕を置いて行ってはくれないのかい

あの時から机に擦り続けて来た鍵では
もう君の部屋に入れないだろうね
季節と共に擦り減ってしまったから

庭の蒲公英は青々と萌えていたのに
今は凍って 萎びてしまったよ

雪が音を喰う だから君の声が聞こえないのですか
あの夏の日 忙しなく波打っていた
君の命の音が聞こえないのですか

僕の頬を涙が伝うのは
シャンメリーで酔った所為だと思いたいのだ
アルコールの変わりに
君が流れ込んで来たのだと

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歌詞タイトル 季節を渡ったコルク
公開日 2007/01/12
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 何時からかもう走り去ってしまった
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