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voyage
作詞 2s
少し大きめの船に2人
互いの宝物をいっぱい積んで
ここまで旅した

宝物が増えていくたびに
古い物には輝きを感じず
同じだけ捨てた

月明かりの下  荒波の中で
薄れていたのは 生きようとする意志
どこまでも続くはずだった航路に
悲しい結末が舞い降りる

独り小さな船に乗り換えて
振り返りもせず往くあなたは
とても綺麗に見えた
別れの言葉をひとつだけ残したね
噛み締めて、強く生きよう


あなたが去った船に独り
重さのバランスも上手くとれずに
それでも旅した

行く当てなんてない 弧船の中に
残っていたのは   ガラクタだけだった
限りなく輝いていたはずだった宝が
色褪せたまま冷たく笑う

優しさで直してきたこの船に
あなたが消え残ったもの
思い出のアルバム
新しい航海が始まって気づいたのは
思い出の2人だけは永遠にそこにあること
それが僕らの望んだ永遠だったのなら…


淡雪が降れば   寒くともはしゃいだ
風の吹く夜は   大声で話した
オールを持つ手は いつも暖めあった
どんな海だって笑顔で越えられたね

今はまだ昔の思い出に浸らずに…
あなたの笑い声はこの心を甘えさせるから…

背中に刺さる雨が冷たくとも
泣き出しそうな心燻らし
もう前へ漕ぎ出そう
季節の変わり目にはきっとあなたを思い出す
あの日々は永遠であるようにって
そしてまた出会えたなら今度こそ大切にしよう
航海の始まり告げよう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル voyage
公開日 2007/01/12
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 50作目です。この歌詞の根底には自分の周りで起きた出来事があるのですが、あえて語りません。そして、いろんなストーリーを想像できるようにしました。
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