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片思いの恋
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作詞 廿六木 |
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第一印象は「キレイな男」
背が高くて肌が白くて 整った顔をした美人だった
「モテそうな男」と勝手に解釈して終わりだった
ただ それだけだったはずなのに
何故だろう?
いつからだろう?
自然と視線が彼を捕らえては離さない
彼の一挙動ずつが私の心を疼かせる
少しでも姿が見られるように
早起きして同じ電車に乗った
少しでも声が聴こえるように
いつでも耳を澄ませていた
この名も無き感情に名前を付けて
「恋」だと気付くのに時間は掛からなかったのに・・・
それを認めるのにたくさんの勇気が必要だった
そして「かなわぬ恋」だと知ることにも
でも どうしても期待をしてしまう
馬鹿の一つ覚えみたいに 何度でも
私が彼を見つめるように彼の視線の先に私があるように
ありもしないことを飽きもせずに延々と
夢から醒めても彼のことを考えてる
「幸せっていうのはそこら中に転がっているもので、
それを自分で幾つ見つけられるかだと思う」
そう彼が零した言葉に胸が詰まって焦がれて
それからずっと彼に溺れてる
切ないほどに苦しいほどに想って
それでも彼が愛しい
悲劇だとしても彼に出会えてよかった
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