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恋愛鳥歌
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作詞 燈口波音 |
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青い空に浮かぶ君を見つめる僕
雲はないのに雨粒一粒僕の頬に
小さな鳥は ただ 鳴いていた
小さな僕は ただ 泣いていた
なんでこんなにも 重く 暗く
僕の心に入ってくる 形のないモノ
それに触れる勇気 僕にはなかった
暗い夢に抗う僕を見つめる君
朝日のぼらず夜だけ続く僕の悪夢
小さな身体を抱きしめ卵になるんだ
生まれることも 朝日を見る事も無い
僕を愛してくれた君が もう一度現れるまで
卵のなか 僕は海に溺れていった
塩辛い水はどんどん増えて 止まらなかった
まだ 君は現れませんか?
幾度も呟き 涙を枯らした
そんな僕に手を差し伸べて 笑った君に逢いたい
夜が明ける 僕が孵る
朝日が昇る 君に会える
太陽が ひまわりが 僕をみてる 笑ってる
僕も笑って 立ち上がる
ねぇ 立派な羽 生えてる?
小さな羽 背中に僕は飛び立つ 君のもとに
ひまわりを飛び越え 君に向かって
純白の羽の天使は 灼熱の腕に抱きとめられた
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