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始発まで
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作詞 甘いお茶 |
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始発までまだ少し時間がある
冷たい空が少し酔いを冷ます
白い息が
あなたの
赤い頬を思い出させる
さっきまで傍にいてくれた人たちを想う
優しい言葉が心地よくて
うれしくて
微笑んでしまう
だからいつも正直になれない
もうすぐ来る電車に乗って
家に帰って眠りたい
明日が来たら電車に乗って
昨日に帰ってあなたに会いたい
赤い頬に涙を流して
「傍にいて欲しい」とあなたは言って
「ずっといるよ」と約束したから
僕は「もう忘れた」と
白々しく嘘をつく
始発がもうすぐ来る
閉じたまぶたが少し熱くて
白い雲が
朝日で
赤く染まっていた
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