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浮いた天然パーマ
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作詞 焚き火 |
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アパートで独り暮らす天然パーマ
自分を売るのが彼の仕事
ステレオとギターが彼の財産
そして痩せた体が商売道具
デパートの前に 歌う天然パーマ
ギターを弾くのが彼の仕事
歓声と笑顔が彼の財産
そしてしゃがれた声が商売道具
誰かがいった
鳥になりたいと強く思えば
鳥にだってなれる
空を飛びたいと強く思えば
空も飛んでいける
不器用な髪は信じていた
そう生きてきた
毎晩ギターにこめて歌う
66cmから そう67cmの奇跡
舌が燃え尽きるほど Ah
天然パーマに光あれ
66cmから そう67cmの祈り
叶うはずもない願い 本気で信じた不器用な頭
馬鹿になりたいと強く思えば
誰にだってすぐなれる
髪を切りたいと強く思えば
誰にだってすぐ切れる
でも 鳥になりたいと強く思えば
鳥にだってすぐなれる
空を飛びたいと強く思えば
きっと空も飛んでいける
不器用な髪はそう信じてきた
そう生きてきた
下手糞な歌にこめて叫ぶ
66cmから そう67cmの奇跡
喉が張り裂けるほど Ah
不器用な髪に光あれ
67cmから68cmの祈り
叶うはずもない望み 本気で願ったふざけた頭
夜があけ 日が昇る
アパートには1cm浮かぶ天然パーマ
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