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証
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作詞 奏汰 |
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何をしなくても命は削られ
何をしても認められず
「こんな世界を歩くことは、もうイヤだよ。」と誰か言う
心のどっかで僕も言う
口に出せる人をうらやむ
「もうイヤだよ。」と言えたなら
誰か助けてくれそうで
言えずにひとりふさぎこみ
言えないままに時は過ぎ
『僕はひとりで大丈夫。』
心のどっかで嘘をつく
上を見ても空だけで
未来なんて見当たらない
前を見ても世界は変わらず
後ろを見ても足跡もなく
下を見ると一輪の花
動かない僕を見てる花
涙で育った一輪の花
見たこともない色の花
踏まないように右足でまたぐ
つられて左足が続く
後ろを見ると一輪の花
僕が歩けたことの証
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