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雪解け
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作詞 緑 夏堵 |
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夜の空に白い雪
僕等を包む空間に降り立つ
君の細く白い手に落ちた雪は
解けていく
1秒もかからない
君は僕に笑顔を向ける
いつかその儚い笑顔は雪のように消えるのだろうか
その存在すら、僕の前から消えてしまうのか
護りたいよ 護りたい
小さな君の存在を
一億分の一の君の存在を
ただ、僕は護りたい
無理でもいいよ
雪の解ける1秒でも
君を護りたい
今、この瞬間、触れたら
雪と共に消えてしまうような気がして
触れられないよ
あまりにも儚い君は
1秒で解けてしまうから
護りたいよ 護りたい
この二本の腕で
君を抱き締めるのが精一杯の腕で
一億分の一の君の存在を
ただ、愛する
護りたいよ 護りたい
もし、消えてしまっても
この足で追いつくから
この目で君を見るから
この手で君を感じたい
護りたいよ 護りたい
もう、この身は動かないけれど…
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